生まれたばかりの赤ちゃんには、突然体が「ビクッ」と動くモロー反射という現象がよく見られます。
モロー反射が起こると、せっかくさっきまで寝てた赤ちゃんも目が覚めてしまって…泣いて…なかなかもう一度寝付けずに完全に起きてしまうなんてことが多々あります。
そんな赤ちゃんにとって辛いモロー反射は、赤ちゃんを寝付かせるママやパパにとっても大敵で、ママやパパにとっては寝不足につながるからです。
そんな、ただただ迷惑なモロー反射について日々苦しめられながらも、色々試してみて効果のあった対策を紹介します。
モロー反射とは
モロー反射とは、音や光などの外部の刺激に対して赤ちゃんが驚いたときにみせる反応のことです。
手や足が「ビクッ」と動く反射のことで、このモロー反射は、生まれたときから自然と備わっているものなので、すべての赤ちゃんに見られる現象です。
個人差があるので、モロー反射がひどい子もいれば、そこまでひどくない子もいます。うちは結構ひどい方だったと思います。
起こる時期について
モロー反射は、当然個人によって差はあるものの、大体生後すぐ〜4ヶ月程度の間にみられる現象です。生後半年くらいになると自然と消えていくようです。
一番辛いのは夜寝てるとき
うちはベビーベッドを寝室に置いているのですが、キッチンで食器を洗ってる音(食器がぶつかる音)や、外をバイクが走る音、トイレを流す音、寝室の扉を開け閉めする音など、日常の音でモロー反射が起きてしまい苦しめられることが多かったです。
特に夜は、お風呂上がりの19:00過ぎくらいから、もしくは夜中ミルクを飲んでせっかく寝てくれたのに…些細な音で起きてしまっては赤ちゃんが可愛そうすぎるのです。
そこで先輩パパたちにも色々聞いて実践したことや使ったもののうち、効果があったものについて以下でまとめていきます。
まずは生活環境と習慣を変える
モロー反射が起きるのは、シンプルに言えば音や光が赤ちゃんの目や耳に入るからです。
そのため、赤ちゃんが夜寝ている間はなるべく不要な音を出さないように、生活習慣から変えてみるのがオススメです。
たとえば
- 夜ご飯を食べたら赤ちゃんが深く眠るまで食器を洗うのを控える
- 洗濯機をまわすのは朝にする
- ママやパパがお風呂に入って、ドライヤーを使うときには一番弱い風量にする
- ペットを飼ってる方はペットのおうちを赤ちゃんの寝ているところから遠ざける
などすぐに実践できると思います。
なるべく無音になるように色々頑張りすぎても今度はママやパパにストレスがまわってきてしまいます。
そのため、いままで意識して来なかったことがあれば、そこから変えてみる、というのをオススメします。
いざとなったら買ってみて
それと会社の人に、子どもが夜中モロー反射で起きてしまう話をしたら、オススメがあるよ!ということで、出産祝いということで「スワドルアップ」をいただきました。
スワドルアップとは赤ちゃんを包み込むおくるみです。赤ちゃんの首から下がまるっと入る大きな寝袋みたいなものです。

こんな感じで体をつつみこみます。
前にファスナーがついているので、着脱も簡単です。

ちなみに僕はスワドルアップをいただいたので、自分で買ってませんが、大体5000円くらいみたいです(結構頻繁にセールをやってるみたい)
このスワドルアップをつけてあげたからといって、モロー反射がなくなるわけではないです。
ただ手足が包まれているので、そのモロー反射の動きも最小限に留めることができたりすることで、赤ちゃん自身の衝撃も緩和してくれているのだと思います。
このスワドルアップは模様とか色も含めて、夏用のもとだとかいくつか種類があります。
それと、選択している間使えなくなってしまうので、2つ買う人も多いようです。

会社の方からいただいた1つだと足りなくて、自分でもう1つ買いました!(2つプレゼントしてほしかったな)
まずは1つだけ買ってみて、試してみるのはどうでしょうか?
ちなみにスワドルアップを真似た、よく似た製品もたくさん出ているようなので買うときには要注意です。
また、周りで同じような赤ちゃんの悩み事を持っている方がいれば、これをプレゼントしてあげると、すごく喜ばれると思います。(実際に僕はめちゃめちゃ喜んだので)
ぜひ赤ちゃんのモロー反射や、それによる夜泣き、もしくはご自身の寝不足に悩んでる方がいれば試してみてくださいね。
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